海外YouTuberの「Joseph’s Machines」(ジョセフズマシン)さんが、大掛かりな自作「ピタゴラスイッチ」的な装置の動画を公開しました。「デザートが出てくるまでの待ち時間が嫌なので」という理由で作られたこの装置がやってくれることは、ただ皿にケーキを盛り付けてくれるだけ。なんという技術の無駄遣い!
最初は普通に食事をしているジョセフさん。手にしたジュース入りのコップをテーブル横に置いてあるフライ返しの上に置くと、装置が始動します。フライ返しの柄に盛られていた豆がサラサラと流れ出し、次々とギミックを作動させ、コップはジュースをお盆の中にぶちまけながらテーブルから転げ落ちて行ってしまいました。
しかし、コップが落ちた先に置いてある計量器に乗っかり、そこからさらに次々とギミックが作動してきます。この中でも特にすごいのが、バターの塊をろうそくで炙って溶かし坂道を滑り落ちさせていくところの発想と、頭のすぐ上を大きなホイールが通過していくところ。後者、頭に激突しないかとちょっとドキッとします。
多数のギミックを越えて、最後は隣の机に置かれた小さなバスケットボールがコロコロと転がり、ケーキの前に置かれた障害物を倒します。すると、アームが動き、ケーキがバシーンと皿の盛り付けられました。お見事。
いささか食事のたびに使うには大仰かつもう一度使おうと思ったらセットが大変過ぎる装置ですが、非常に完成度の高いピタゴラスイッチでした。また、メイキング映像も公開されています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180412-00000006-it_nlab-sci
こういうの作れるってすごいなー